そうだったの!?結婚指輪をはずす本当の理由
左手の薬指の指輪。未婚の人にとって結婚の象徴として早くはめたい、はめてみたいという気持ちがある方もいらっしゃるかも知れません。
結婚指輪の由来は2000年以上も前のローマ時代だったとも、古代ギリシャ時代だっとも言われており、「誓いのしるし」「約束のしるし」として、相手から送られた指輪をはめる=約束を必ず守るという意味からはじまったものだそうです。
日本に伝わって広まったのは、終戦後だといいますから、日本での歴史はまだまだ浅いものですね。
わたしが結婚したころは結婚指輪の素材としてプラチナ、ゴールド、シルバーくらいしかなく、当時の流行はプラチナとゴールドのコンビでした。
コンビはサイズが変わったときにお直しが大変だということを聞いて、それから海外ではプラチナではなくゴールドが一般的で、せっかく高いプラチナもシルバーに見られてしまうという理由から、イエローゴールドを選びました。
最近ではジルコニウム、チタン、サージカルステンレス、パラジウムといった金属も使われるそうで、選択肢が増えた分お値段もぴんきり、デザインにいたっては、迷ったらとことん迷宮に入り込みそうなくらいたくさん用意されていて、逆に選ぶのが大変そうだな、と思います。
ところがそうやってせっかく選んだ指輪。
けっこうしなくなってしまう人も多いんですよ。
それはいったいなぜでしょうか。
第一に。
指のサイズがたいがい変わりますね。
私の場合は体重はそれほどかわらないのに、指のサイズは3段階くらいアップしてしまい、指輪がはめられないというか、はめたら最後とれなくなる恐怖もあって(笑)、どうせサイズのリフォームをするなら作り変えてしまおうと、放置されていた夫の結婚指輪と自分の指輪の地金を溶かして、そこに祖母の形見のダイヤモンドの指輪から石だけとって、はめ込みました。
私は手が大きいので、どっしりした存在感ある指輪に作り直せて、とても気に入っています。
夫が結婚指輪を放置していたのは、単に指輪をはめる習慣がなかったせいと、デザインが細身すぎて男性がつけるには物足りなかったからだと言っています。
結婚指輪の選び方を検索してみるといろいろなサイトが出てくるのですが、どこも「女性だけの好みで選ぶのはNG」とありまして、わたしはその失敗を犯していたわけですね(笑)。
新しい指輪は無くしたくないので、普段はしていません。
友人は、結婚してから金属アレルギーになってしまい、はめられなくなりました。
指輪をしていない=夫婦仲が悪いとか、
浮気のときだけはずしているんじゃないの、と考える人もいるかも知れませんが、実際のところ
あまりこだわりがなく、別にしなくてもいいんじゃない?というスタンスでいる人が多いように思います。
私の住む国だと、結婚すると婚約指輪と結婚指輪の重ねづけが一般的ですが、テレビの料理番組で料理研究家の女性がダイヤモンドをちりばめた婚約指輪と結婚指輪の両方をしたまま、牛ひき肉のミンチをこねて肉団子にしていて、
1. 指輪の隙間にミンチ肉が入り込んでクリーニングが大変じゃないか という心配と
2. ミンチのなかに間違ってダイヤモンドが落ちたら、ゲストの歯が欠けるんじゃないか、という心配をしながらハラハラと見てました。
いくら素敵なダイヤモンドの指輪も、料理番組ではぜひはずしていただきたいと思ったのでした。
出典:http://gallery.weddingbee.com/photo/my-engagement-ring-is-here
日本よりも露骨に見せるための指輪を選ぶ女性が多いように思います。
さて、話は日本に戻りまして、あるサイトによれば結婚して最初のうちは指輪をしていても、30年もたつと6割の人が指輪をはずしてしまっているそうです。
お互いに指輪をつけなくても、一方がつけていても、たまにつけるだけでも、結局は本人たちが納得していればそれでよい、ということなんですよね。
第一、指輪は単なるモノでしかありません。万が一なくしても、最悪また買えますから。
かげがえのない夫が(妻が)そばにいれば、結婚生活はなりたつので、指輪は添え物だと私は考えています。
まとめ
婚活が成婚と言う形で終われれば、結婚指輪も考える時期が来るでしょう。
お相手の方と、納得行くまで、楽しみながら指輪を選んでいただきたいと心から思います。
指輪も大切ですが、もっと大切なのは、指輪を見るたびによみがえる楽しい思い出です。
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